自社のサービスを周知していくうえでリスティング広告は強力な方法の一つに挙げられますよね。 ただリスティング広告に向いているサービスとそうでないサービスの両方が存在するのも事実です。世の中の経営者はコスト最小限でサービスの周知を行う必要があるので無駄な広告費は削減しなければなりません。自社サービスがリスティング広告に向いているのか気になる方は「へぇ~そうなんだ~」ぐらいの気持ちでもいいのでこのブログを読んでいってください。
リスティング広告に向いているのは以下の特徴があるサービスです
端的に言うとリスティング広告に向いているサービスの特徴は以下の2点です。
- 客単価が高い
- 粗利が高い
- 自社が特定業界を牽引している企業である
- 単価が低くてもリピート率が高いサービス
いきなり特徴だけ言われてもなぜリスティング広告に向いているのかわかりませんよね。しっかり理由も見ていきましょう。
なぜ上記の特徴を持つサービスがリスティング広告に向いているか
みなさんご存じの通りリスティング広告ではクリックごとに課金される仕組みになっています。よってクリック単価よりも提供するサービスの単価が上回り続ければ費用対効果が出るという仕組みになっています。よってサービス単価が高ければ高いほどリスティング広告からの流入に対する余裕が生まれ、成約する確率も確保できます。また粗利が高いサービスも広告費をかけている割に1件成約すればペイできるといったケースが多いのでリスティング広告に向いていると言えるのです。
また自社のサービスが特定業界を牽引している場合などはサービスの固有名詞や企業名で検索することが多くなるので相見積もりの対象になりにくく成約率も上がるのでおすすめです。リスティング広告は課金額に応じて無条件に検索欄に上位表示される仕組みなので他社よりも優れたサービスを持っている場合は非常に効果的なマーケティング戦略になります。
最後に単価が低くてもリピートに繋がりやすいサービスはリスティング広告に向いていると言えます。例えばエステやサプリメント類の販売などがこれにあたります。これらのサービスは継続して利用することが絶対条件になりますのでうまくサービスの長所を伝えファンにすればリピートに繋がり一人のCVで多くの利益を生むことができるでしょう。
リスティング広告のメリット、デメリットが気になる方はこちら
リスティング広告に向いているサービス紹介!
では具体的にどのサービスがリスティング広告に向いているのか紹介していきます。
- リフォームをはじめとした住宅関連業界
リフォームの中にも規模の小さな施工から大きな施工までありますが比較的客単価が高くなりやすいのでおすすめ業種と言えるでしょう。また下請け会社はマージンなどで報酬が少なくなることが多いですが元請け対応をしているリフォーム会社からすれば客単価が高い上、粗利率も高いので非常に費用対効果が高いです。
また不動産業界も同じく成約率こそ低いですが客単価が高いため広告を出している期間に1件でも制約してしまえば十分に広告費用をペイできてしまいます。よって住宅関連は基本的にリスティング広告と相性がいいと言えるでしょう
- 自動車販売
高単価のサービスとして自動車も外せませんね。実際単価が高く新規参入が難しい自動車業界は既存会社がリーディングカンパニーになっておりリスティング広告と非常に相性が良いです。
- サプリメント類をはじめとした健康食品
サプリメント類は継続利用して初めて効果を実感できるものです。住宅関連や自動車に比べ1件あたりの単価が低い代わりに1人の顧客がリピーターになりやすい上、口コミ効果も期待できるので単価以上に効果がある場合がありリスティング広告と相性が良くなっています。
- エステサロン
エステサロンもサプリメント類と同じく継続が命の業種です。リスティング広告で露出させ新規顧客を取り込み、ユーザーに合った施術ができればリピートや口コミにもつながるでしょう。通販などとは違い最初は利益が小さくても固定客さえ作れば安定的な集客が見込めるのがエステ業界の特徴です。周知方法に悩んでいる経営者がいればリスティング広告は一つの打開策になるかもしれません。
- ニッチな業界もしくはサービス
自社が特定の業界を牽引している、もしくは○○といえばここ!くらいのリーディングカンパニー的存在である場合は相見積もりを取られにくいのでユーザーに企業名やサービス名を覚えさせるだけで成約につながることがあります。よってSEOなど中長期的な露出方法よりはリスティング広告など即効性があり露出がある程度担保されている方が相性が良いと言えるでしょう。ただ中途半端な商品価値や差別化だと他社に潰されかねないのでしっかりとマーケティング活動を行うことが必須条件にはなりますが、、
一概には言えない例も当然あります
リスティング広告に向いているサービスを紹介しましたが、例外というのも当然あります。例えばリーディングカンパニーがありつつ圧倒的なリスティング広告への入札額で力業で上位表示を獲得し業界の立ち位置をひっくり返すこともしばしば見受けられます。またリピート率が悪く客単価が低い場合にも爆発的な流行がSNS中心に起こるなどの要因で今まで以上にリスティング広告からのCVが増加するときもあります。
かといってあくまでこうした事例が少ないというのは見逃せない事実なのでしっかりと自社サービスに合う広告を選んで使っていくべきと言えるでしょう。
結論
どのマーケティング方法にも共通することですが、リスティング広告にも向いているサービスとそうでないサービスがあります。しっかりと自社サービスの分析を行い正しいマーケティング手法を取ることが大切になっていきますのでしっかり吟味したうえで行動してみてください!
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