今世界中を最先端で動かしているITの業界や可能性に惹かれ転職を考えている人は大勢いると思います。しかし実際スキルや知識があるわけでもなく、応募するまで二の足を踏んでしまうという方も当然いると思います。なので今日は私が未経験からITベンチャーへの転職してみて実際感じたことを率直に書いていければと思います。この業界に飛び込むことが不安な方はもちろん、少しでも興味がある方も是非見ていってください。
ちなみに私はIT企業の中でもWEBマーケティングの営業職として働いています。それ以前の略歴も始めに書いておきますね。
立命館大学文学部→ホテル業界→IT企業
まあこのように特別ITに特化した勉強をしたわけでもなくスキルがあるわけでもなく本当に未経験からこの業界に飛び込みました。この経歴を知ってもらったうえで読んで頂けるとより説得力が増すかと思います(笑)
ITベンチャーは営業なら未経験でも通用する。
結論から言うと営業職であれば未経験から転職してもITベンチャーで通用します。
なぜなら営業職では専門的技能や知識というよりも、人柄や話し方と言った今まで生きてきた中で培ってきた対人スキルが重要になってくるからです。
私が働いているWEBマーケティング会社でも営業職以外に多くの部署があります。HP制作に関わるいわゆるプログラマーや実際顧客の売り上げをあげるためのコンサルタントなど挙げればきりがないですがこの手の業務には専門知識や経験などが必須になってくるため未経験から入社はできても通用するかという点は未知数です。
よって完全にIT業界未経験というのであれば専門技能が必須ではない営業職であれば通用します。ただ誰でも通用するかと言われればまた話は別です。そこで今から私が1年半ほどITベンチャーの営業職として働いてみて感じた、未経験でITベンチャーへ転職しても通用する方の特徴を紹介していきます。
こんな人は未経験でも向いているぞ、ITベンチャーへの転職。
さて完全に私の独断と偏見ですが未経験でもITベンチャーに転職しても通用する人の特徴を紹介していきます。
- 柔軟に他人の意見を取り入れられる
- 今までの栄光を捨てられる
- 変化を楽しむことができる
箇条書きにまとめると以上の3点に絞られるかと思います。なぜ以上の4点の特徴を持っている人がITベンチャーに未経験で転職した場合も通用しやすいと思うかを説明していきたいと思います。
・柔軟に他人の意見を取り入れられる
ITに限らずベンチャー企業は先輩後輩が年齢通りではなく、ぐちゃぐちゃです。なので社会人経験が10年以上ある方でも転職してみれば23歳の青年の部下になるというケースも頻繁に起こります。その中で大切なのが過去のキャリアや年齢の壁に執着せず、素直に他人の意見を取り入れられる事です。いくら年下や社会人経験が少ないとはいえ、転職先での経験値や実績は間違いなく周りの人の方が上です。
ベンチャーならではの売り方や、会社の信用度が大手ほど高くはない中でどうやって営業マンと新来を勝ち取るかなど正直未経験状態だと全くわからないと思います。なので年が上だからとか関係なく何でも聞きましょう!そして技術を盗みましょう!キャリアとか年齢を気にして結果が出ず解雇、、とか本当にあほらしいので、、
またITベンチャーでは積極的な姿勢をものすごく買われます。自分のやり方を無理に通さずに柔軟に他人の意見を取り入れていけるように意識して転職すると未経験だろうがITベンチャーの中で急成長できるでしょう。
・今までの栄光を捨てられる
今まで栄光やプライドを捨てられるということは非常に大切です。
人間は誰しも今までの経験と今対峙している環境を比べながら生きています。例えば私の場合はホテル業で働いていた時と営業マンとして働く現在を比較しています。当然何か組織に属していれば成功体験や得意な事があるはずですが、未経験でベンチャー企業に飛び込むという事は当然今までとは全く違った業種に転身するので「今まで俺はあんなに認められていたのに、、」「前の職場で俺は課長だったんだぞ、、!!」というような過去の栄光やプライドをずっと持っているようじゃ素直に周りのアドバイスを受け入れられません。それどころか過去の自分と比べ、思うように成績を残せない時のストレスやショック度が異様に高まって、結果も出せずフェードアウトという結末になってしまいます。
私の働いている会社には毎月自分よりも年上の新人が入社してきますが、どちらかというと過去の栄光を捨てきれない人は30代以上の方に多いと思います。当然若者に比べ実績や経験も桁違いだとは思いますが、ここは一度新卒の時を思い出して謙虚にプライドを捨てて今の自分を受け入れることが大切でしょう。
・変化を楽しむことができる
ITベンチャーに限らず、ベンチャー企業では大手と比べ物にならないくらいの変化を毎日経験します。ルール、商材、商材単価、役職など挙げればきりが無いです。ちなみには私は入社して2日目で出社時間が変わり翌日何名か遅刻していました。
毎日何かしらの物事が変化するので、正直決まったルールを毎日こなしたい方やスケジュールの変更などを臨機応変に変えることが得意もしくは楽しいと思える人じゃないと正直ベンチャー企業への転職は厳しいかと思われます。仕事内容ではなく会社の体制に対して嫌悪感を持ってしまうと何もうまくいかないですからね、、
私がITベンチャーに未経験で転職して思ったこと
冒頭からお話ししているように私自身も未経験からITベンチャーに転職していますが、振り返ればノルマや制度の変化に対応するのがかなり大変だったと思います。その中で同期や後輩が毎月のように入っては辞めるというのを繰り返していくので精神的にも辛かったです。
ただ先ほど挙げた3点の特徴を良い時も悪い時も持ち続けられる人は生き残るという言い方は変かもしれませんが、未経験だろうが学歴がどうとか関係なく自分の価値を伸ばし続けていました。
また大手と違い毎日新しいルールができたり新商材が生まれたりする中で、把握しなければならない知識が大量にあります。さらにそれについていけないと必然的に社内外から振り落とされていくので嫌でもスキルアップします。その代わりと言ってはなんですが、私自身は現在の会社に入ってたかが1年半ですが体験は5年以上働いている気分で、同学年の営業マンとは比較できないくらいの実戦経験を積めたと思います。おそらく大手の営業マンとかだと一年目は先輩の同行程度だと思います(あくまで私の友人の例ですが、、)。なので短期間で市場価値を高めたい、同世代の中で抜きんでた存在になりたいという方は未経験だろうが思い切ってITベンチャーに転職すべきだと思います。
結論
いかがでしたか?
今波に乗っているITベンチャーへの転職を考えている方は今回紹介した3つのポイントを意識してから入社もしくは応募するとある程度ギャップを防ぐことができるかもしれません。
またITベンチャーあるあるやその対処法なども紹介できればと思いますので楽しみにしておいてください!
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